『自分を鍛える!』という本が気になっているのだけど、どんな本なの?
本の内容とか感想を教えて欲しいな。
こんな疑問に答えます。
あなたは今、自己成長がしたくて『自分を鍛える!』という本が気になっているのではないでしょうか?
ならばこの記事を読むことで、「自己成長するためにすべきことは何か」を知ることができるはずです!
私は先日『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』という本を読みました。
読もうと思ったきっかけは、
たまたま入った書店の一押しコーナーに、ズラーっと並べてあったから。
それだけなんですが、『自分を鍛える!』には、
「自己成長するためにすべきことの本質」がわかりやすく書かれており、
最後まで面白く読むことができたので、本の内容を共有したいと思いました。
なので今回は、『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』の内容紹介、要約、感想を書いていきます!
『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』とはどんな本?
まずは『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』の「著者」と「本の概要」について書いていきますね。
著者「ジョン・トッド」について
『自分を鍛える!』の著者「ジョントッド」は、今より200年以上前の1800年にアメリカで生まれました。
哲学的かつ、実践的な説教で有名な牧師であり、生涯で30冊以上の本を出版しています。
その当時において卓越した発想を持っていた著者は、自己実現を目指す全ての人に励まし、行動計画を与えていた。
ジョントッドの発想は、現代においても「人を変える」強い力があり、いまだに影響を与え続けています。
本の概要について
『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』の本の概要についてご紹介します!
本の概要
「自分を鍛える」と書いてあるように、
生活の質、頭脳、話し方など、「人間として必要なものを向上させるためのノウハウ」がまとめられている本です。
本の構成は以下。
- 1章ー良い「習慣」の作り方
- 2章ー集中力、記憶力がアップする方法
- 3章ー読書術
- 4章ー時間術
- 5章ー話し方、交際術
- 6章ー頭、体力、気力を鍛える「運動」
約200年前の本のため、現代の自己啓発本のような着色はあまりされておらず、素朴な文体で書かれています。
それゆえ人間に必要なものの本質のみが凝縮されていて、どのページを読んでも得られるものがある、そんな本でした。
著者が伝えたいことを要約
では1〜6章それぞれで、著者が伝えたいことを簡単に要約します!
1章「良い習慣を作るために」
- 同じことを毎日同じ時間に行う
- 今日できることは、今日のうちに行う
- 計画通りに過ごした一日は、無計画に過ごした1週間に匹敵する
- 絶対に時間は厳守する
- 成功したければ「早寝早起き」の習慣を
- 一度に一つのことを行い、断固としてやり遂げる
2章「集中力、記憶力をアップさせる」
- 本を10冊読むより、1冊を10回読む方が力になる
- とにかく復習はたくさん行うこと
- 一つの勉強で疲れた時は、他の勉強をすると脳が回復する⇨多才人間は、絶えず仕事をしながら絶えず休息をしている
3章「緻密な頭を作る読書法」
- 読書によって成長をしたいのならば、丁寧にゆっくり読むべし
- 良い本に出会うためには、成功者が推薦する本を読むべし
- 本を読んだ後はアウトプットすることで理解が深まる
- 読書時間の4分の1は考察に充てるべし
- 本を読むときは紙とペンの用意を(浮かんできた考えを逃さないために)
- 優れた本は何度も読み、人間観を形成していくべし
4章「持ち時間を最大限に生かす時間術」
- 一日のやることは、あらかじめ朝に決めておく
- 普段の生活を大きく変える必要はないが、無駄にしている時間を見つめ直し、残らず活用すべき
- 決めたことは毎日少しずつでもやる(時間を作る)、中途半端で終わらせてはいけない
5章「一目置かれる話し方、交際術」
- 他人の悪口は絶対に言ってはいけない(言ったぶん自分に返ってくる)
- 妬みを買うような話は避ける
- 明るく振る舞う
- (飲み会、パーティなどの)集まりから帰った後は、行く前より賢くなっているか、他人を賢くするように心がけたい
6章「自分を鍛える運動」
- 運動は”しなければならない”ことだ、さもなくば人生を棒にふるだろう
- 歩くだけでOK
- 運動を毎日規則的に行うことが大切
以上、著者の考えを簡単にまとめました。
この要約を読んでわかるように、
『自分を鍛える!』は、普段から本を読んでいるあなたにとっては、もはや普遍的な考えだと思うかもしれません。
しかし200年前には革新的な発想であったわけで、それが現代にまで語り継がれているのはすごいと思いませんか?
『自分を鍛える!』を読むことで、
人生を向上させるために必要なものを改めて実感できると思います。
『自分を鍛える!」を読むことで変わったこと
『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』を読むことで、
私は特に「時間」を意識するようになりました。
著者のジョントッドが「時間が最も大切なもの」だと、本一冊を通して主張していたからです。
例えば「早起きじゃない人に成功者は1人もいない」というくらい、「朝」という時間を重要視していました。
他にも、
- 「計画通りに過ごした一日は、無計画に過ごした1週間に匹敵する」
- 「休憩時間は他の作業をして休息を補う」
- 「無駄な時間がないように一日を残らず活用すべし」
など、時間に関するアドバイスが色々と。
なので私は早起きをするために、6時に起きるようにしてみました。
以前は8時起きだったので、2時間の自由時間ができたことになります。
その他にも、寝る前に翌日のやることを決めて、計画通りに一日を過ごしてみることに。
すると、今までやるべきことの終わる時間が午後の3時くらいだったのが、
「早起き」と「計画を立てる」ことで、午前中に終わらせられるようになりました。
「時間を意識するだけで、一日でできることはこんなに増えるのか!」
と強く実感し、今は余裕も持って一日を過ごしています。
『自分を鍛える!』を読むことで、時間について色々と意識するようになりましたが、
特に良かったことは、
「無駄な時間はないか?」と一日の過ごし方を見つめ直す意識を、常に持つようになったことです。
おかげで自分磨きや趣味に充てられる時間が増え、以前よりも充実した生活を送れています。
「時間がすべて」と言っても過言ではないくらい、計画的に一日を過ごすことが大切だと実感しました。
まとめ
今回は『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』についてご紹介しました。
ここまで読んでいただいてわかるように、
『自分を鍛える!』には「自己成長するためにすべきことの本質」がシンプルだけど実践的に書かれています。
そのため自己成長意欲の高い、どの世代の人でも楽しむことができ、
あなたの心に深く突き刺さる言葉に出会えると思っています。
これから変わりたいと願っているあなたは、ぜひ一読してみてください!