実例や費用を抑える方法も知りたいな。
・実際にホームジムを作った際の費用を公開
・スポーツジムとホームジムはどっちがお得?
・ホームジムを作る費用を抑える方法
・費用面での失敗を避けるためのポイント

・必要な費用感がわからない人
・具体的な事例を知りたい人
には、何かしらの役に立つ内容になっていると思いますので、読み進めていただけると幸いです。
ホームジムを作るにはどのくらいの費用が必要?
最初にホームジムを作る際に必要な費用の目安について紹介します。
トレーニングの目的や目指している姿は人それぞれ違うため、以下の3パターンに分けて書いていきますね。
・筋トレを始めたい or 始めたての初心者
・本格的に筋肉をつけたい人
ダイエット・運動不足を解消したい人の費用の目安
・トレーニングチューブ
・ヨガマット
・ランニングマシン / エアロバイク
筋トレを始めたい初心者の費用の目安
・トレーニングベンチ
・懸垂台
・腹筋ローラー
・床補強マット
本格的に筋肉をつけたい人の目安
・アジャスタブルベンチ
・パワーラック
・バーベルセット
・床補強マット(ラバー素材)
・トレーニングギア類
実際にホームジムを作った時にかかった費用を公開!
続いては、私が実際にホームジムを作った際にかかった費用と内訳を公開します。

基本的なトレーニング器具にかかった費用
まずはトレーニングアイテムの購入費用を紹介します。
トレーニング器具の購入にかかった費用
・バーベル類(シャフト2種類+プレート145kg):217,560円
・パワーラック:149,320円
・可変式ダンベル(PROVERBELL両手83kg):84,800円
・可変式ダンベル(IROTEC60kg + ロングシャフト):31,680円
・アジャスタブルベンチ:45,880円
・デッドリフトセーフティラック:28,140円
・ディップスアタッチメント16,920円
合計:574,100円
改めて計算してみると、合計50万円以上かかっていました。
その中でもバーベルとパワーラックに半分以上の費用がかかっていることがわかりました。
パワーラックは「MBC POWER」の上質なラックを用意したのと、バーベルはオリンピックバーベル(プレート穴の直径が50cmのバーベル)を用意したため、費用が高くなりました。
この2つのアイテムは価格帯もピンキリなため、予算の都合で半額以下のものを購入することも可能です。
ただ、長い間使っていくアイテムのため、私は初期投資として上質なものを購入しました。
床材・マット・収納など周辺アイテムの費用
続いては、トレーニング器具以外で発生した費用の内訳を紹介します。
トレーニング器具以外の購入にかかった費用
・ジョイントマット:6,200円
・ラバーマット(12枚):28,480円
・プレートストレージ類:20,230円
・バーベルストレージ:4,320円
・可変式ダンベル(PROVERBELL)専用ラック:14,800円
・トレーニングギア類:20,000円
・テーブル:5,000円
・小物収納:5,580円
合計:104,610円
1番値段がかかっていたのは、ラバーマットですね。
パワーラックなどのハードなトレーニングを行わない場合は、必ずしも用意する必要はありませんが、本格的に行う場合は必須アイテムです。
こちらは費用面で妥協せずに、しっかりとしたものを購入することをおすすめします。
私の使用しているおすすめのマットはこちら
その他収納類やギアを揃えていくと、10万円くらいはかかってしまうかなという印象です。
ある程度本格的なホームジムを作りたい場合は、周辺アイテムだけで10万円くらいの費用がかかることを想定しておくと良いでしょう。
合計金額と内訳を公開
トレーニング器具と周辺アイテムの合計費用は下記になりました。
ホームジム制作にかかった費用
・トレーニング器具:574,100円
・トレーニング周辺アイテム:104,610円
合計:678,710円
私がホームジムを作った際に初期費用としてかかった金額は約70万円でした。
あまりアイテムに妥協をしなかったためこの値段になりましたが、予算に応じて適切なアイテムを選ぶことで、20万円ほどは安く揃えることができると思います。
スポーツジムとホームジム、費用面でお得なのはどっち?
続いては、スポーツジムとホームジムのどちらがお得か?という点について考えていきます。
スポーツジムの月会費と年間費用の目安
スポーツジムは日本中にたくさんありますが、例として3つのスポーツジムと比較していきます。
店舗やプランによって値段が変わりますので、あくまで参考程度にみてくださいね。
スポーツジムでトレーニングを行う場合の費用
(2025年時点)
・ゴールドジム(中〜上級者向け)
月額費用:約10,000円
年間費用:約120,000円
・エニタイムフィットネス(初~中級者向け)
月額費用:約7,000円
年間費用:約84,000円
・チョコザップ(ダイエット層向け)
月額費用:約3,000円
年間費用:約36,000円
本格的に筋トレを行う場合は「ゴールドジム」や「エニタイムフィットネス」などのパワーラックや器具が揃っているジムを選ぶ人が多いかと思いますが、その場合は10万円前後の費用が年間で発生します。
ダイエットや運動不足解消が目的の場合は、チョコザップなどのライトなジムに通う方が多いですが、その場合は年間4万円前後の費用が目安になります。
短期的に見るとスポーツジムの方がお得
あらためて、ホームジムを作る場合は、ざっくりと以下の費用が目安になります。
②筋トレ始めたての初心者:10万円前後
③本格的に筋肉をつけたい人:50万円前後
①に該当する方は、チョコザップのようなライトなジムに通う方が多いですが、年間費用で比べるとスポーツジムの方がややお得になる可能性が高いです。(5万円 > 3.6万円)
②に該当する方は、エニタイムフィットネスのような初心者でも通いやすいジムを選ぶ方が多いですが、こちらも年間費用はスポーツジムの方がお得です。(10万円 > 8.4万円)
③に該当する方は初期費用がかかる傾向にあるため、短期的に見るとスポーツジムの方がお得になります。
2〜5年以上続けた場合、ホームジムがお得になる
ホームジムはランニングコストがかからないため、長期的に見ると必ずスポーツジムよりもお得になります。(※家賃は考慮外)
ホームジムの費用が10万円前後の場合は、約2年ほどトレーニングを続けるとお得になってくる可能性が高いです。
本格的にホームジムを作る場合(50万円〜)はお得になるまでに時間がかかりますが、5年ほど続けていれば元が取れる場合がほとんどです。
他にも様々なメリットがありますよ!
(もちろんスポーツジムにもあります)
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ホームジムにかかる費用を抑える3つの方法
続いては、ホームジムにかかる費用を少しでも抑える方法をご紹介します。
最低限必要な器具から少しずつ揃える
まとまった初期費用を用意できない場合は、計画的に必要なアイテムから揃えていくことで費用を抑えると良いでしょう。
あなたにとって1番使用頻度の高いアイテムを考えて、毎月少しずつ揃えていけば、費用面での負担は少なくホームジムを作れると思います。
中古・アウトレット品を活用する
メルカリやリサイクルショップで購入するのも費用を抑えるための一つの手です。
筋トレを始めようと思って器具を買ったけど、すぐ辞めてしまった人は世の中にたくさんいるため、ダンベル類などは中古市場にいくつも出回っています。
まずは中古で売っているものを購入し、まとまったお金が溜まってからより良いアイテムを購入する方法もおすすめです。
ポイント還元やセールを活用する
Amazonや楽天のセール時、Yahoo!ショッピングのポイントキャンペーン時などにまとめて購入するのもオススメです。
Amazonのセール時は、トレーニングギアや床のマット等がセールで購入できることが多く、楽天やYahoo!ショッピングではダンベル類など高額なアイテムが高いポイント還元率で購入できます。
個人的にはYahoo!の超PayPay祭りで購入するのがおすすめです。
アイテムによっては、10%以上のポイント還元率になるため、高額アイテムであれば数千円〜1万円以上もお得になることがあります。
ホームジム作りで費用面の失敗を避けるポイント3選
最後に、ホームジム作りで費用面の失敗をしてしまう事例と避けるポイントについて解説します。
部屋のサイズやレイアウトを考慮せずに購入する失敗
部屋のサイズやレイアウトを考慮せずに、トレーニング器具を買うことは避けたいです。
例えばパワーラックのような大型器具の場合、「横幅」や「奥行き」「天井」の高さが部屋の間取りと合わないことで、買い替えないといけなくなる可能性があります。
実際に「パワーラック買い換えで費用が2倍以上になってしまった・・・」といった事例をSNS上で何件か見たことがあります。
ホームジムを作る際は、必ず部屋の大きさを測った上でアイテムを購入するようにしましょう。
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使わなくなる器具を買ってしまう失敗
トレーニング器具を買う際は、「半年後、1年後、3年後も使い続けられるだろうか?」という視点で選ぶことをおすすめします。
なんとなく「安いから」「良さそうだから」といった理由で購入した場合、すぐに使わなくなってしまい購入費用が無駄になってしまう可能性が高まります。
例えば、筋肉を増やしたい人が「とりあえず10キロのダンベルを買った」としても、すぐに重量が物足りなくなり「20キロ、30キロ・・・」と買い替え直すと、その分費用が増え続けてしまいます。
あらかじめ数年単位の長期的な視点を持ち、「筋肉を増やすためには高重量を扱う必要があるから、40キロの可変式ダンベルを買おう!」といった選択をすることで、無駄のない費用の使い方ができるようになると思います。
メンテナンスや床補強を忘れる失敗
器具のメンテナンスや床の補強は怠らずに必ず実施しましょう。
メンテナンスを行わなかった場合、器具の劣化や故障が早まることで買い替えが必要になってしまい、思いがけない費用の損失になってしまう可能性が高まります。
また、床の補強を軽視した結果、ダンベルを床に落として穴が空いてしまったり、最悪の場合、床が抜けてしまう可能性もあります。
想定外の出費を抑えるためにも、「メンテナンス」と「補強」は忘れずに実施することをオススメします。
まとめ:ホームジムは費用を賢く計画して、長く楽しもう!
今回はホームジムを作る際の費用について解説しました。
あらためて、ホームジムに必要な費用感について振り振り返ってみましょう。
ホームジムに必要な費用感の目安
→ 5000円〜5万円程度
②筋トレ始めたての初心者
→ 3〜10万円程度
③本格的に筋肉をつけたい人
→ 15〜100万円以上
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