作曲初心者だけど、この本のおかげで一曲作ることができました【作曲少女】

作曲猫
音楽知識ゼロだけど作曲してみたい!

 

そんなあなたには「作曲少女〜平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話〜」を読んでみることをオススメします!

 

私も「曲を作ってみたいなー」と思っていたときに、この本と出会いました。

実際に読んでみると、作曲というものは決して難しいものではなく、曲作りの考え方さえ覚えれば誰でも作れることを知りました。

そして一曲作ることもできました。

 

ということで今回は「作曲少女」の概要と、初心者におすすめの理由を「3つ」書いていこうと思います。

 

作曲少女を読むことで以下のものが得られます。

  • 2週間で曲が作れるようになる
  • 作曲の流れ、コツを簡単に学べる
  • 将来は作曲家になっているかも?

 

「作曲少女」の作者について

「作曲少女」の作者は「仰木 日向(おうぎ ひなた)さん」という方です。

仰木さんは、執筆を始める以前は、音楽制作会社で作曲のノウハウを学び、その後フリーランスとして活動し、アニメ楽曲、ゲームBGMなどを作曲してきました。

2014年から「仰木 日向」というペンネームで執筆を開始し、『作曲少女』シリーズや『トークバック』シリーズなどの本を出版しています。

 

「作曲少女〜平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話〜」の概要

本のタイトルにもあるように「普通の女子高生が14日間で作曲をする」ことがメインのストーリーとなっています。

 

主人公の同級生がプロの作曲家で、その子と知り合い、作曲を教わっていくにつれて学園生活が充実してくる・・・、ってここだけ読むと「普通の学園もののライトノベルじゃん!」と思うかもしれません。

ですが、あらすじを読むと以下のことが書かれています。

本書は、物語を読むうちに音楽の仕組みが理解できて曲作りの方法まで身につくライトノベル作曲理論です。
曲を作るために、音楽的な知識は一切不要。必要なのは、正しい発想とちょっとしたコツ、そして何より第一歩を踏み出すこと
この本には、そのための考え方やヒントがたくさんつまっています。
さらに、現在作曲に挑戦している人にとっては、普段感じている曲作りの疑問が確信に変わるはずです。-引用:Amazon「作曲少女」あらすじ

「音楽の知識が全く無い初心者」にも理解しやすいようにライトノベル形式で書いてありますが、中身はしっかりと作曲のノウハウを学ぶことができます。

 

あなたが下記に当てはまるのならば、間違いなく読んでおいて損しない一冊です。

  • 音楽の知識は0だけど曲を作ってみたい
  • プロの作曲家の曲を作る手順を知りたい
  • 作曲に挑戦するきっかけが欲しい
  • 何かに挑戦してみたい
  • 挫折せずに1曲作り遂げたい

『作曲少女』が作曲初心者にオススメな理由

画像引用:島村楽器Digiland(https://info.shimamura.co.jp/digital/special/2016/06/91096)

では、「作曲少女」が作曲初心者におすすめの理由をもう少し具体的に書いていきます。

難しい用語が使われないため、作曲のノウハウが難なく理解できる

作曲少女は、作曲の超初心者でも曲を作れるように書かれている本のため、専門的な用語はほとんど出てきません。

むしろ、初心者でもすぐに作曲というものを身近に感じられるように、「曲=物語」と考えるようにし、メロディや歌詞などは擬人化するように教えられます。

例えば、以下といった感じです。

メロディ    =主人公
歌詞           =セリフ
ベース       =敵役
ハーモニー=脇役
リズム       =世界観
私は、作曲してみたいけど「何から始めれば良いんだろう」、「どうしたら曲が思い浮かぶんだろう」と考えていたときに、「曲=物語」だということを知ることで、作曲へのいとぐちが掴めた気がします。

 

また、作曲に必要なのは「理論」ではなく、

  • 『自分が何に感動してきたか』
  • 『何を再現していきたいか』

を真剣に考えることだと著者は述べています。

そして考えたものを具体的に物語にすることができれば、「作曲」はすでに完成したようなものだとも言っています。

 

私は作曲というものは「どこかから突然降ってくるもの」だと思っていました。

「音楽の勉強をしないと作れない」とも思っていました。

 

しかし、曲作りの考え方を知るだけで誰でも作れるんだなと、目からうろこでした。

 

「作曲ソフトの細かい使い方などを知りたい人」には、満足いかない本かも知れませんが、「作曲のイメージを簡単につかみたい人」にはうってつけの一冊だと思います!

 

ストーリ形式のため、「自分にもできるかも!」と希望が持てる

「作曲少女」は音楽を全くできない高校生が主人公で、同級生のプロの作曲家に作曲をゼロから教えてもらう、ストーリー形式の作品です。

そのため、読みやすいですし、なにより自分が物語の主人公になった気分で作曲を学ぶことができるため、「私にもできるかも!」という気にさせられました。

 

また、自己啓発的なセリフも多く、純粋にやる気が出ます。

自分で考えて、悩んで、失敗する。これを繰り返して初めて、答えの価値がわかるんだ
引用: 作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~

 

ノウハウのみが書かれている作曲本や音楽理論書などを読む前に、「作曲少女」を一度でも読んでみることをオススメします!

作曲に対するモチベーションが上がり、曲を作れた時のビジョンが浮かび上がりやすくなるはずです。

 

「2週間で1曲を作るストーリー」のため、1日にすべきことがハッキリとしている

「作曲少女」のストーリーは、主人公が作曲を学び始めてから1曲完成させるまでに、たったの二週間しかかかりません。

二週間で作曲ができるように、曲づくりに必要な知識を最低限にまとめられているということです。

そのため、覚えることもそこまで多くなく、初心者でも挫折せずに作曲ができます。

 

物語の流れでは、1日に一つの分野(「耳コピ」「メロディ作成」など)を学んでいきます。

「今日はなにを勉強しようかな」とか考える必要はなく、ストーリーに倣って学習すれば、いつの間にか作曲に最低限必要な知識が身に付いているはずです。

なにかに挑戦してみても、すぐ挫折してしまう人は読んでみてください!

 

まとめ

今回は「作曲少女〜平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話〜」についてご紹介しました。

 

「作曲少女」には、曲をつくるための必要最低限のルール、やコツなどが記載されています。

この本を一冊読むだけで、曲がつくりやすくなることは間違いありません。

私もヘタですが、一曲作れました。

 

しかし、あなたが曲を作れるかどうかはあなた次第。

あなたの行動次第で未来は変わってきます。

 

「作曲少女」はあなたが未来へ一歩踏み出すための、知識と勇気と与えてくれる一冊です。

きっとあなたの役に立つことでしょう。

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