英語力を上げるために、英単語の勉強に力を入れているのだけど、
記憶に残りやすく、スキマ時間で勉強できるような
効率的な単語の覚え方ってないかな？？？
こんな疑問に答えます。
あなたは普段、どのような単語学習をしていますか？
なんとなく、
- 目で見て覚える
- 繰り返し読んで覚える
- 書いて覚える
などの方法で勉強しているのではないでしょうか？
実際どれも正しい勉強方法ですし、いずれ単語を覚えられる時が来ると思います。
しかし記憶に残りやすい勉強方法を知り、効率的に学習することができれば、あなたの語彙力は飛躍的にアップするでしょう。
なので今回は、
「記憶に残りやすい勉強方法」と「スキマ時間の活用法」の二つの観点から、
効率的な英単語の覚え方をご紹介します！
ぜひ効率的な覚え方を身につけてください！
記憶に残りやすい勉強方法
まずは「記憶に残りやすい勉強方法」からご紹介します。
五感を活用する
勉強している英単語を短期間で記憶に残したいのなら、「五感」をフル活用するようにしましょう。
実際、情報の８割は視覚から入ってくるのですが、視覚からの情報は膨大なため、脳に負担がかかりすぎてしまうそうです。
そのため視覚からの情報を減らし、他の五感からの情報を頼りにすると、効率よく記憶に残すことができます。
五感を使った具体的な勉強方法は以下です。
- 「聴覚」・・・英単語を音読する。音声付きの単語帳ならなお良い。
- 「嗅覚」・・・勉強するときに特定の匂いを嗅ぐようにし、テスト本番前にも同じ匂いを嗅ぐ。ローズマリーの香りは脳を活性化させるためオススメ。
- 「触覚」・・・単語をノートに書く。文字を書くことは、脳を活性化させる作用もあるためオススメ。文字を書くこと自体が目的にならないように、手の動きに意識を向けると良い。
- 「味覚」・・・こまめな水分補給を行う。脳を働かせるためには水分が大事。、
最低でも「音声を聴きながら、音読をし、文字を書く」と効率よく記憶できると思います。
いつでも同じ匂いの空間で勉強するのは難しいかもしれませんが、実は嗅覚が一番記憶に影響するとも言われています。
そのため短期間で英単語を覚えたいあなたは、ぜひ五感を全てフル活用してみてください！
同じ単語を毎日見る
英単語を記憶に定着させたければ、覚えたい単語を毎日見るようにしてください。
「そんなのめんどくさい！」と思うかもしれませんが、
単語を一度見ただけで記憶に残すのは、脳の構造的に難しいです。
天才じゃない限り「一回で覚えよう！」と気合を入れるのはやめましょう。
というのも脳は、
「生きるために必要な情報かどうか」で記憶に残す情報を決めています。
英単語を一回見たくらいでは、「これは必要のない情報だ」と記憶から捨てられてしまうのです。
しかし毎日反復することで、「これは生きるために必要な情報なんだ！」と脳を勘違いさせることができます。
私は一つの単語に対して、7日間繰り返し学習するようにしています。
一度にかける時間は短く、パラパラと読んで音声を聞き、音読と文字を書くぐらい。
それでも3,4日目くらいからは、単語を見ただけで意味がぱっと浮かび上がってくるようになります。
単語学習に必要なのは、一気に覚えることではなく「反復学習」をすることです！
でも気にしないでください。気づいたら覚えている日が来ますよ！
文として覚える
単語を単体で覚えるのではなく、文の一部として勉強すると、記憶に残りやすくなります。
理由は、
文で覚えることにより、その単語を使用した描写をイメージしやすくなるからです。
また、仮にその単語の意味を忘れても「良いイメージ」と「悪いイメージ」のどちらの意味を持っている単語だったのか、思い出しやすくなります。
書店で売っている単語帳のほとんどは、単語の例文が載っていると思うので、ぜひ「文で覚える」を意識して勉強してみてください！
寝る前に単語を覚える
記憶に残したい情報は、寝る前に覚えるのがオススメ。
理由は、
脳は寝ている間に記憶を整理する役割を持っており、寝る直前に覚えた内容ほど、記憶が定着しやすくなっているからです。
そして
寝る前に勉強する上で意識して欲しいことは、
勉強が終わったらすぐ寝ることです。
勉強が終わってから寝るまでの間に余計な情報を入れると、寝ている間に記憶がごちゃ混ぜになってしまい、肝心な勉強した内容を忘れてしまいかねません。
そのため「寝る準備ができてから英単語の暗記を行い、終わったらそのまま布団に入って寝る」がベストです。
その日覚えた単語を使って日記を書いてみる
新しい単語を覚えたのなら、ぜひ自分の言葉として使ってみてください。
英単語に限らず、知識というものは、自分で考えてアウトプットすることで定着しやすくなります。
そのため新しく覚えた単語を使って話してみたり、日記を書いたりSNSで英文を投稿してみるのも良いですね。
なにより「日常で英語を活用するんだ！」という気持ちを持って学習に取り組むことで、ただなんとなく勉強するよりも、短期間で成長を実感できるようになると思います！
スキマ時間活用方法
次に「スキマ時間を活用した勉強方法」をご紹介します。
頭を使わない作業時はイヤホンで単語を聞く
一日に何度かある、頭を使わない作業をする時は、「イヤホンで単語を聞きながら」行うことをオススメします。
例えば、
- 通勤通学で歩いている時
- お皿洗いをしている時
- 洗濯物を干している時
- 歯を磨いている時
などは英単語を聞くベストなタイミングです。
音声を聞くときのポイントは、
流れてきた単語や文に合わせて、自分でも言ってみること。(心の中でもOK)
また、頭の中でスペルを思い浮かべながら聞くのも記憶に定着しやすくなります。
ちなみに音声がついている英単語帳では「金のフレーズ」がオススメです。
金のフレーズの音声は「日本語＋英語」「英語のみ」の２パターンを聞くことができ、他にもたくさんのオプションがついています。
言わずと知れた有名な単語帳なので、説明不要ですかね。
とにかく、
スキマ時間は探そうと思えばたくさんあるので、ぜひ効率的に有効活用してみてください！
苦手な単語は「単語帳アプリ」でまとめておき、スキマ時間に見る
スキマ時間を活用した方法をもう一つ。
なかなか覚えられない単語や、知らない単語に出会った時は、「単語帳アプリ」にまとめて、スキマ時間に見ることをオススメします。
例えば、
- トイレ休憩時
- 短い電車に乗る時
- ちょっとした待ち時間
などにチラッと単語を確認すると良いです。
スマホで単語を覚えるのが嫌だという人は、紙のノートでまとめるのも良いです。
しかし、
スマホの方が手軽にまとめられるし、
いざスキマ時間ができた時に、紙のノートを持っていなかったら勉強できないので、私はスマホでまとめる方が良いと思っています。
ちなみに私が使っている単語帳アプリは「WordHolic」です。
[App Storeからダウンロード]
[Google Playで手に入れよう]
WordHolic is the free DIY style simple & useful flash card a…
シンプルで使い勝手がとても良いので、ぜひ活用してみてください！
まとめ
今回は、「英単語の効率的な覚え方」についてご紹介しました。
具体的な学習方法について、最後にもう一度振り返ってみましょう！
- 五感を活用する
⇨音声を聴きながら音読をし、文字を書く。こまめに水を取り、嗅覚も活用できれば良い。 - 同じ単語を７日間毎日見る。
- 文で覚える。
- 寝る前に暗記する。
- 覚えた単語を使って、話したり文章を書いたりする。
- 家事、通勤通学などは「英単語の音声を聞きながら」。
- 「単語アプリ」に苦手な英単語などをまとめて、スキマ時間にチラ見する。
これらの一つや二つだけでも意識して勉強することができれば、あなたの語彙力は短期間で飛躍的にアップするはずです。
英単語の効率的な覚え方を意識しながら、ぜひ単語学習を継続してみてください！
きっと結果は出ます！