アメリカ軍『CWU-45P』の魅力を徹底解説!【あのハリウッドスターも着用した!?】

今回はアメリカ軍の大人気アウター、「CWU-45P」についてご紹介します!

CWU-45Pとは

CWU-45Pアップ

1973年にアメリカ海軍にて採用されたフライトジャケット。その完成度の高さから「陸・海・空」の3軍で正式採用された実績があります。

また、かの有名な「MA-1」の後継モデルであり、近年はますます注目を集めている1着になります。

CWU-36Pとの違い

CWU-36P
CWU-36P : https://www.waiper.co.jp/

CWU-45Pと良く比べられるのがCWU-36Pです。

両モデルの1番の違いは「適用温度」です。

CWU-36Pは気温10〜30度を想定して作られており春と秋に最適なモデルです。

一方、CWU-45Pは中綿が入っているため-10〜10度に対応しており、冬に最適となっています。

デザインや素材に大きな違いはないですが、CWU-36Pは空軍が開発したのに対し、CWU-45Pは海軍が開発したという違いがあります。

CWU-45Pのディテールや注目ポイント

CWU-45Pのディテールや私がオススメしたいポイントについて書いていきます!

真冬に最適な防寒仕様

-10〜10度に対応しているモデルのため、なんといっても暖かさは抜群にあります。

CWU-45P 中綿

日本の冬であれば、中にスウェットやニットを着てCWU-45Pを羽織るだけで問題なしです!

リブの部分は絞られた作りになっているため風を通しにくく、ジャケットの中は常に暖かさが保たれます。

CWU-45P リブ

400℃に耐える素材!?

CWU-45Pは寒さに強いだけでなく、実は熱にも強いんです。

CWU-45P 素材感

私の持っているCWU-45Pは「イスラテックス社」というアメリカのメーカーのものですが、「耐熱アラミド繊維」という熱に強い特別な素材で作られています。(残念ながらイスラテックス社は90年代半ばに倒産したようです。。。)

見た目としては、画像からわかる通りツヤツヤとした光沢感があります。

こちらがなんと「400℃の熱に1分間耐える」ことができる驚きの素材のようです…!

さすがに日常生活において400℃近い熱を感じる機会はないと思いますが、機能性抜群な点がミリタリーらしく男心をくすぐられますよね。

完成されたデザイン性

決して小さすぎも大きすぎもしない、ちょうど良い襟や収容力のある特徴的なフラップポケット、左腕のポケットやキュッと絞られたリブ、SCOVILL社のゴツめなジッパーなど、一切無駄のないデザインがCWUのかっこよさのひとつだと思っています。

CWU-45P 全体

デザインに無駄がないため、さまざまなボトムスやインナーとも合わせられます。

シルエットの良さ

デザインだけでなく、シルエットも秀逸です。

私はXLサイズを持っていますが、丈は比較的短く、身幅にはゆとりがあります。

CWU45P&ROYALNAVY-CARGO1

丈が比較的短いため、細めのパンツでも太めのパンツでもスタイルが悪く見えづらく、オシャレな着こなしがしやすいのではないかと思います。

画像では、ボトムスにロイヤルネイビーのカーゴパンツを合わせていますが、上下男くさい組み合わせでも、しっかりとまとまった着こなしになるかと思います。

トップガンでトムクルーズが着用

CWU トップガン トムクルーズ着用
トップガン マーヴェリック着用シーン

CWUは大ヒット映画トップガンマーヴェリックで主演のトムクルーズが着用していたことでも一部ミリタリーマニアの間では話題となってました。

実際に着用していたのはCWU-36Pの方ですが、バイクに乗って颯爽と走るシーンを見て「私もトムクルーズみたいにかっこよく着こなしたい」と思った方は少なくないはず。

そんなこともあり、ミリタリーウェア好きだけでなく映画好きな人からも人気の高いアイテムです。

年々デッドストックは減ってきており、値段も高くなってきている実情もあります。

気になっているあなたはお早めにゲットした方が良いかも..!

偽物は存在する?

年々人気が高まってるジャケットですから当然偽物は存在します。

ただ単純な偽物(本物のように売られたもの)だけでなく、レプリカやブランドが再構築したものなど様々な関連商品が実際にはあります。

実物と偽物・レプリカの見分け方

偽物といっても実物とほとんど見分けのつかないものが多いため見分けをつけるのはとても難しいです。

実物とレプリカの1番見分けをつけやすい部分は「ラベル」かと思います。

ラベルには通常以下が記載されています。

  • 品名・モデル名
  • ミルスペック(材質・サイズなどの規格)
  • DSAナンバー(軍と納入メーカーとの間でかわされた契約に対して付番される文字列)
  • 納入メーカー

基本的にはこれらを参照して実物かレプリカかを見分けていくことになります。

レプリカの場合、軍との契約が当然ないためDSAナンバーは記載されておらず、見分けがつきやすいかと思います。さらにレプリカだと、実物にはない製造国(Made in USAなど)が表記されているものもあります。

ちゃんとしたメーカーの出しているレプリカ品であれば問題ないですが、怪しいメーカーの偽物品もないとは言い切れないため、確実に実物を手に入れたいのであれば信頼できるショップで購入することが確実です。

どこで購入可能??

CWU-45Pは軍モノを扱っている古着屋だと比較的見つけやすいです。

古着屋、セレクトショップでもたまに見かける事はありますが、確実に見つけたり、状態の良い個体を選びたい場合はミリタリーウェアを中心に扱っているショップに足を運ぶと良いかと思います。

その他ネットショップでも購入可能です。

実店舗だと実物とレプリカの見分けがつきにくい事が多いですが、ネットショップだと商品名や説明文などから、どういったものなのか把握しやすいため初心者でも安心です。

ちなみに私のオススメのネットショップは「waiper」というミリタリーショップです。

在庫が豊富で説明も詳しくあり、かつ値段設定も良心的な商品が多いため、何度も利用させていただいています。

一度は『CWU-45P』を着用してほしい!

年々在庫が減ってきており価格も高くなってきているCWU-45Pですが、今ならまだ状態の良いものに出会うチャンスは多いため、ぜひ一度着用してみてください!

ほんとにめちゃくちゃかっこいいです。(トムクルーズ気分も味わえます!)

CWU-45Pとともに、あなたも楽しいミリタリーライフを!

CWU-45P
最新情報をチェックしよう!