最適な選び方やオススメなラックを知りたいな。

ホームジムに置くパワーラックの適切な選び方
最初に、ホームジムに置くパワーラックの適切な選び方について解説します。
部屋の広さや天井高に合うサイズを確認する
パワーラックを自宅に設置する場合は、必ず設置する部屋のサイズを測った上でラックを選ぶようにしましょう。
部屋のサイズを把握しないでラックを買った場合、
「トレーニングスペースを確保できなかった…」
「部品が部屋に入らなかった…」
といった後悔をする可能性があります。
後悔やトラブルの発生を減らすために、以下は確認しておくことをおすすめします。
パワーラック購入前に以下2点を計測
・部屋の幅、奥行き、高さをメジャーで測る
・部屋の入り口のサイズを測る
その上で、購入を検討しているパワーラックのサイズを調べ、トレーニング組み立てを行う十分なスペースがあるかイメージしましょう。
安心して使える耐荷重を考える
パワーラックの耐荷重についても考慮した上で購入することをおすすめします。
パワーラックが耐えられる重量は種類によって大きく異なり、「100kg未満のものから500kgを超えるもの」まで幅広くあります。
耐荷重が100キロ未満だと、種目によってはすぐに重さの限界がくる可能性があります。
耐荷重が500キロ以上であれば、超上級者でも安心してトレーニングを行えますが、値段は高いものが多いです。
ベンチプレスやスクワットなどであなたが扱えるようになりたい重量の上限を設定し、その重量を安心して行えるパワーラックを選ぶことをおすすめします!
セーフティ機能を重視する
パワーラックを選ぶ上で、セーフティ機能も重要になります。
セーフティ機能で確認したいポイントは以下です。
・セーフティバーの耐荷重は十分か
・セーフティバーの長さは十分か
・細かい高さ調整を行えるか
耐荷重については、先ほどと考え方は同じですが、100キロまでしか耐えられないものだと、すぐに重さの限界が来てしまうため、最低でも200キロは耐えられるセーフティバーが理想です。
長さに関しては、短すぎるとスクワットなどを行った際に、バーからバーベルが落下してしまう可能性があるため、長めのものがおすすめです。
ボックス型のパワーラックであればバーベルの落下リスクはありませんが、ハーフラックを選ぶ場合は、50cm以上のセーフティバーが付いたモデルを選ぶと安全性が高く安心です。
高さ調整に関しては、調整間隔が広いラックの場合、ベンチプレスなどでしっかりと効かせることが難しくなる場合があります。
トレーニングの効果を高めるためにも、なるべく細かい間隔調整の行えるラックを選ぶことをオススメします!
懸垂やケーブルトレーニングなど欲しい機能を考慮する
パワーラックを選ぶ際は、単純なバーベルトレーニングとしての機能だけでなく、その他のトレーニングが行えるかどうかも選ぶ基準にすると良いかと思います。
ラックの種類によっては、懸垂やラットプルを行えるものもあったり、拡張パーツとしてスミスマシンを後から追加導入できるものもあります。
今後トレーニングのバリエーションを増やしていきたいのであれば、拡張可能なラックを選ぶと後悔が少なくなると思います!
ホームジムにおすすめのパワーラック5選【タイプ別に紹介】
それでは、ホームジムにオススメのパワーラックをご紹介します!
初心者におすすめ!低価格で導入しやすいコスパモデル【WASAI パワーラック】

ホームトレーニングを始めるにあたって、「とりあえずパワーラックを買いたい!」という方には、WASAIのパワーラックがおすすめです。
WASAIの魅力は、なんといっても圧倒的なコストパフォーマンス。
通常のパワーラックの機能に、プラスで「懸垂バー」「Tバーロウ部品」「プレートホルダー」「シャフトホルダー」までついているのに3万円台で購入可能。
他ブランドに引けを取らないスペックを持ちながら、驚きの価格で手に入るのは、WASAIだからこそ実現できる強みです。
WASAI パワーラックのスペック
・ラックの重量:約40kg
・支柱間の幅:170cm
・ラックの奥行き:120cm
・ラックの高さ:215cm
・セーフティバーの長さ:38.5cm
・拡張機能:デッドリフトセーフティ、ラットプル など
懸垂・ケーブル付きで多機能!トレーニングの幅が広がるモデル【IROTEC マルチパワーラック】

高価なパワーラックは買えないけど、本格的なパワーラックが欲しいあなたには「IROTEC マルチパワーラック」をオススメします。
価格は7万円台と、本格派パワーラックの中では手が届きやすい設定。
それでいて、ラットプル機能が標準で搭載されているのが大きな魅力です。
ラットプル付きの本格ラックで10万円を切るモデルは非常に珍しく、コスパ面でも優れています。
さらに、IROTECは日本のフィットネス業界で信頼の厚いブランド。
どのラックを選ぶか迷っている方は、まずこのモデルを選んでおけば間違いありません。
IROTEC マルチパワーラックのスペック
・ラックの重量:82kg
・支柱間の幅:116cm
・ラックの奥行き:145cm
・ラックの高さ:219cm
・セーフティバーの長さ:80cm
・拡張機能:ケーブルクロスマシン など
ワンルームや賃貸でも安心!省スペース設計のパワーラック【BODYMAKER ハーフラック】

あまり広いスペースはないけれど、本格的にフリーウェイトトレーニングを行いたいという方には、「BODYMAKER ハーフラック」がおすすめです。
価格は先ほど紹介した2モデルよりやや高めの8万円台ですが、省スペースでも満足のいくトレーニングが可能です。
また、高さ調整の幅が細かく設定できるため、種目に合わせてしっかりと狙った部位に刺激を与えられます。
BODYMAKERは日本のメーカーで信頼性が高く、アフターサポートも充実。
長く使えるパワーラックを探している方に、ぜひおすすめしたい一台です。
BODYMAKER ハーフラックのスペック
・ラックの重量:54kg
・支柱間の幅:122cm
・ラックの奥行き:110cm
・ラックの高さ:204cm
・セーフティバーの長さ:34cm
・拡張機能:ラットプル など
本格的に鍛えたい人におすすめ!高耐久で拡張性のあるモデル【ONI 鬼 パワーラック】

高重量を扱う本格的なウェイトトレーニングを行いたい方には、「ONI(鬼)パワーラック」がおすすめです。
価格は20万円台と、これまで紹介したモデルと比べると高価ですが、その性能はプロトレーニーからも高く評価されています。
耐久性や安定感はもちろん、収納性にも優れており、長く愛用できる一台。
本格的なトレーニング環境を自宅に作りたい方には、まさに理想的なパワーラックです。
ONI 鬼 パワーラックのスペック
・ラックの重量:215kg
・支柱間の幅:192cm
・ラックの奥行き:140cm
・ラックの高さ:200cm
・セーフティバーの長さ:61.5cm
・拡張機能:ラットプル、ディップス、スミスマシン、ランドマイン など
中級者〜上級者におすすめ!長期利用に耐える安定感抜群モデル【MBC パワーラック】

プロレベルの本格的なトレーニングを行い、長く使えるパワーラックを探している方には、「MBC パワーラック」がおすすめです。
MBCパワーラックは、ONIパワーラック同様に20万円前後と高価な部類ですが、安定感・性能・クオリティのすべてにおいて満足度の高い仕上がりになっています。
さらに、拡張性が非常に高く、オプションを組み合わせて自分だけの理想的なラックを構築できるのも魅力。
長期的にトレーニング環境を充実させたい方に、ぜひおすすめしたい一台です。
MBC パワーラックのスペック
・ラックの重量:130kg
・支柱間の幅:125cm
・ラックの奥行き:135cm or 148cm(タイプにより異なる)
・ラックの高さ:210cm
・セーフティバーの長さ:62.5cm
・拡張機能:ラットプル、ディップス、スミスマシン、ランドマイン など
MBC POWERの製品は商用ジムでも使用されているだけあり、クオリティがものすごく高く、きっと誰でも満足いくトレーニングを行えるかと思います!
悩んでいる人 MBC POWERのスクワットスタンドが気になっている。 実際に使用している人の感想や購入する前の注意点などを知りたいな。 こんなお悩みを解決します。 本記事で得られること ・MBC[…]
まとめ|選び方を理解して自分に合ったパワーラックを選ぼう
今回は、ホームジムに最適なパワーラックの選び方とオススメのパワーラックについてご紹介しました。
目的やトレーニングレベルに合ったパワーラックを選ぶことで、ホームジムの快適さと効果は大きく変わります。
今回紹介したアイテムはいずれも信頼性が高く、初心者から上級者まで長く使えるものばかりです。
「自宅でも本格的に鍛えたい」「ジムに通う時間を節約したい」という方は、ぜひこの機会に自分に合ったパワーラックを手に入れてみてください!
あなたの理想のトレーニング環境が、きっと一歩近づくはずです。