MBC POWER スクワットスタンド使用レビュー|設置イメージや注意点もご紹介

 
悩んでいる人
MBC POWERのスクワットスタンドが気になっている。
実際に使用している人の感想や購入する前の注意点などを知りたいな。
 
こんなお悩みを解決します。
 
本記事で得られること
・MBC POWERのスクワットスタンドを設置した際のイメージが具体的に湧く
・MBC POWERのスクワットスタンドを購入する前に知っておくべきポイントが分かる
 
本記事の著者について
画像の説明
現在、私は「MBC スクワットスタンド」を自宅に設置しトレーニングを行なっています。
購入から1年半以上が経ち、買ってよかったポイント購入前に考えておきたかったポイントなどが整理できてきたため、今回はレビューという形で記事を書くことにしました。
 
この記事を読んでいただければ、MBC POWERのスクワットスタンドをどう設置するかがイメージでき、購入前の注意点やおすすめのアタッチメントまでしっかり分かります。
 
 
レイ
それでは早速、安心で理想のトレーニング環境を手に入れる第一歩を踏み出しましょう!
 

なぜMBC POWERの製品を選んだ?

まずはじめに、MBC POWERの製品を購入した理由について書いていきます。

決め手は高品質、高コスパとの口コミ評価がとても高かったから

一度もトレーニングラックを買ったことの無かった私にとって、MBC POWERのラックを購入する一番のきっかけになったのは、「口コミの評価がとても高かったから」になります。

 

正直どのメーカーのラックも、サイトを閲覧した限りだと、クオリティが高そうで魅力的な情報が多く書かれており、どれを購入するべきかとても迷いました。

 

そのため、さまざまな口コミサイトやYoutubeなどを閲覧し、実際のユーザーの声を参考にしたところ、他のメーカーに比べてMBC POWERのラックはマイナスの評価が少なく、プラスの意見が多い印象を受けました。

 

中でも「ホームジムで使用できる価格帯にも関わらず、プロでも満足できるクオリティ」との意見が多く、次第に「MBC POWERのラックでトレーニングがしたい!」と思うようになり、最終的に購入を決意しました。

 

 
レイ
口コミは偽情報も多いため、あくまで参考程度に留めるべきだとは思いますが、結果としてMBC POWERのラックを選んでよかったと感じています。
 
 
続いては、MBC POWERのラックの中でも「MBC スクワットスタンド」を選んだ理由について書いていきますね。
 

MBCラックの中でもスクワットスタンドを選んだ理由

いくつかあるMBC POWER製のラックの中から、「MBCスクワットスタンド」を選んだ理由は主に以下の2つです。

 

①狭い部屋でもスペースを確保しやすそうだったから
②他のモデルと比べて値段が安かったから
 

狭い部屋でもスペースを確保しやすそうだったから

MBC POWERのラックは大きく分けて以下の3種類があります。

 

・MBC パワーラック
・MBC ハーフラック
・MBC スクワットスタンド
 
私のトレーニングルームは約4畳のスペースしかなく、トレーニングラックで行える種目以外にも、ダンベルやフリーウェイトトレーニングを行いたかったため、なるべく効率的にスペースを確保できるモデルを探していました。
 
そこで3種類のラックを比べた際に、パワーラックとハーフラックは以下の理由でスペースの確保が難しそうとの結論に至りました。
・パワーラック
→ 支柱が4本あるため、サイドレイズなど腕を広げる種目を行う際に手前側の支柱にダンベルをぶつけてしまうかも。
・ハーフラック
→ 奥行きが他モデルと比べて長いため、足場のスペース確保がやや困難になりそう。
ベンチプレス時にトレーニングベンチを設置するスペースを確保できないかも。
 
これらと比較して、スクワットスタンドは支柱が2本のみのためスペースが圧迫されず、ラックを使わない時は、セーフティバーを外すことでダンベルトレーニング等を行うための十分なスペースが確保できそうだと判断しました。
 
また、2モデルと比べて軽い重量のため、床が抜ける心配を減らしたかった、という理由もあります。(実際はそんな簡単に床は抜けません 笑)
 

他のモデルと比べて値段が安かったから

もう一点の理由は、単純に他のモデルと比べて値段が安かったから です。

 

MBCパワーラックとハーフラックは、安いタイプでも16万円ほどしますが、スクワットスタンドは11万円ほどで購入ができます。(2025/7時点)

 

部屋の条件的にも価格的にもベストだと思ったため、スクワットスタンドの購入を決意しました。

 

 
レイ
ラックパーツの追加購入でスクワットスタンドをパワーラックに進化させることもできます。
購入後に「やっぱり違うモデルにしたい・・・」となったとしても安心です。
 
 

MBCスクワットスタンドをレビュー

それでは梱包から、各パーツの詳細など共有していきます!

パーツごとに細かく分けて頑丈なダンボールに梱包

まず梱包ですが、一つのダンボールに入りきらないため、複数個に分けて配送されました。

画像を撮るのを忘れてしまったのですが、とても頑丈なダンボールだったので、配送時に破損や傷が付くことは滅多にないと思います。

 

 
レイ
ダンボールはとても大きく頑丈なので、畳む作業が大変でした。でもしっかりと梱包されているので安心感はあります。

1人でも組み立てはできるが、ボルトを締める際に力が必要

組み立ては私1人で行いました。

パワーラック、ハーフラックと比べるとパーツも工程も少ないため1人でもなんとか組み立てられました。

ただ、支柱は200cm以上あり重く、連結の際は周囲に気を配らないとぶつけてしまうため、結構大変です。

可能であれば2人以上で作業することを推奨します。

 

組み立てで1番大変だったのはボルトを締める作業です。

MBCスクワットスタンド ボルト

 

すごく太さのある頑丈なボルトで、ものすごく力を入れないとしっかりと締まりません。

 

14箇所くらいボルトを締める部分があったので、ここで体力をかなり消費してしまいました。

 

けどその分、安心感のある作りになってます。

 

組み立てを行う際に、以下の工具を用意する必要があるため、持っていない場合はお忘れなく。

・30mmのレンチもしくはスパナ 1ペア
・19mmのレンチもしくはスパナ 1ペア
 
 
レイ
作業時間は合計で約2時間かかりました。

4畳の部屋でも快適にトレーニング可能なサイズ感

続いてはサイズについてです。

 

前述したように、十分なトレーニングスペースを確保したいという理由からMBCスクワットスタンドを選びましたが、これが大正解でした。

 

私のトレーニングルームは「200cm × 200cm」ほどのスペースしかないのですが、MBCスクワットスタンドは支柱が2本のみのため、ベンチプレス時のトレーニングベンチも余裕で設置できます。

 

MBC スクワットスタンド ベンチプレス時の画像

 

スクワットやデッドリフトももちろん快適に行えます。

 

セーフティも取り外せるため、腕を前や横に大きく広げるようなトレーニング時も、ラックを気にすることなく行うことが可能です。

 

MBCパワーラックやハーフラックだと支柱が4本あるため、動けるスペースが減りストレスになっていたんじゃないかなーと思います。

 

ラックのサイズ感は、私のトレーニングルームにとっては本当にベストな選択でした。

上質なステンレス素材

ラックの素材に関しては、塗装がされている鋼素材と、塗装のないステンレス鋼の2種類があります。

ステンレス支柱は塗装されている支柱と比べ、3万円以上も高額でしたが、後述する理由でこちらを選びました。

 

ステンレス素材のラックを選んだ理由

・錆びに強く塗装剥がれの心配がない
・傷や汚れがつきにくく高級感のある表面
・剥き出しの鋼が無骨でかっこいい
 
「機能としては大きな違いのない支柱に対して、3万円も高い費用を払うのはどうなの?」と思う方もいるかと思います。
 
ですが、トレーニングラックは長い間、毎日のように使用するものなので、決して高すぎる金額ではないと思います。
このラックを設置してから1年以上経った今でもステンレス素材を購入していて良かったと感じています。
 
MBCラックのステンレス素材
 
ややざらっとしたエンボス加工がとてもかっこよく、トレーニングのモチベーションにもつながりますね。
 
機能としても、バーベルをラックに戻した際など支柱のぐらつきが少なく、個人的には不満の少ない作りだと感じました。

ベンチを奥まで配置できるようにラックタイプ1.5を選択

MBCスクワットスタンド という商品の中でもタイプが何種類かあり、私は「タイプ1.5」というラックタイプを選択しました。

MBCスクワットスタンド_タイプ
MBCスクワットスタンド ラックタイプ(MBC POWER SHOPより参照)

タイプ1.5はラックの左右の土台を連結するパーツが存在しないモデルで、トレーニングベンチを奥までセットすることができる点がポイントです。

 

タイプ1だと土台が連結されているため、ベンチを奥まで設置して行うインクライン系の種目がやりづらくなってしまうとの情報を見かけたため、こちらを選びました。

 

MBCスクワットスタンド インクラインベンチ時の画像

 

土台の連結が存在しないからといって、懸垂時などにラックがぐらつくこともないため、トレーニングの幅が広がるタイプ1.5を選んで正解だったと感じています。

 

 
レイ
タイプ1以外であればインクライン系の種目も快適に行えるので、あなたのニーズに合ったものを選んでくださいね!
 

加重懸垂でもぐらつく心配のないプルアップバー

土台と支柱がしっかりとしているため、懸垂はとても快適に行えます。

 

MBCスクワットスタンド プルアップバー

 

普段は荷重ベルトにダンベルプレートを装着して懸垂を行なっておりますが、ぐらつきはまったく発生しないです。

フォームが崩れて、ダンベルと体が前後に揺れたとしても問題なし。

 

以前、1万円ほどで買える懸垂バーを使用していた時は、懸垂のフォームが崩れると、土台の前後が持ち上がりぐらついてしまっていました。

MBCスクワットスタンドはその問題もなく、集中してトレーニングが行えます。

 

しかし、デフォルトのバーはストレートタイプのため、懸垂のバリエーションを増やしたい場合は、オプションで「トップマウントプルアップバー」を選んでいただくと良いかと思います。

ローラータイプのJ -カップが素晴らしい

ベンチプレスやスクワットなどを行う際に、バーベルをスタートポジションに置くための「J-カップ」には、複数のオプションがあります。

 

私が選んだのは「ローラーJ-カップ」です。これがとても良かった。

 

MBCラック ローラーJ-カップ

 

ローラー式でない普通のものだと、バーベルをラックに戻した時に、次のセットに向けて、左右対象の位置に戻すために、少しバーを持ち上げて位置の調整を行うかと思います。

 

しかしローラー式の場合、バーを左右に滑らせるだけで位置が整うため、余計な力を使わずに済み、とてもラクです。

値段もデフォルトのものより3000円ほどしか変わらないため、ローラーJ-カップはとてもおすすめなオプションになります。

 

一点だけ注意が必要なのは、バーベルのローレット加工されている部分をローラーの上に置くと、ローレット型の細かい凹みがついてしまう点です。

必ず、加工がされていない部分をローラの上に置く必要があります。

スクワット時も安心の長さと強度を持つセーフティバー

セーフティバーは、61cmの長さがあるため、バーベルを誤って地面に落とす心配なく、安全にトレーニングができます。

 

MBCラック セーフティバー

 

十分な奥行きのおかげで、スクワット時には前方にも十分なスペースが確保でき、ストレスなく動作に集中できます。

 

着脱も簡単で、非常に扱いやすいアイテムです。

 

ただし、セーフティの素材はパワーラックと異なり金属製(上部にプラスチックの保護板がついています)のため、バーベルを置いたときに衝撃音が出やすい点には注意が必要。

 

音を抑えて使うなら、丁寧な扱いをおすすめします。

 

【まとめ】MBCスクワットスタンドを選んで大正解

MBC POWERのスクワットスタンドの総合的な感想として、実際に使用していて本当に「クオリティの高いラックだな」と感じました。



安定感やカスタマイズ性が素晴らしく、口コミで「価格以上の価値がある」と高く評価されていることにも納得です。

 

特に、オプションパーツが豊富で、省スペースな構成でも自分好みにセッティング可能な点が特に優れていると感じました。

 

サイズ感も私が当初イメージしていた通りで、トレーニングスペースが狭い部屋にはこれ以上ないベストな選択だったと思います。

 

 

トレーニングラックは、一度購入すると数年単位で使い続けるものです。

この記事が参考になり、あなたの良いトレーニングライフに活かせることを願っています。