ホームジムに床補強は必要ない?必要なケースと簡単に行える方法もご紹介!

 
悩んでいる人
ホームジムを作ろうと思っているのだけど、床補強は必要?

簡単に行える補強方法も知りたいな。

 
こんなお悩みを解決します。
 
本記事の内容

・あなたがホームジムを作る際に床補強は必要か?

・簡単に床補強を行う手順

・床補強にかかる費用の目安について

 

本記事の著者について
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現在私は自宅にある4畳のホームジムで筋トレを行っています。
 
 
4畳のスペースには、パワーラックやバーベル、ダンベルなど高重量のアイテムを設置しているため、合わせて床補強も行っています。
 
賃貸のため、周囲の人に迷惑をかけないようにホームジムを作る必要があったのですが、完成してから約2年間特にトラブル等もなくトレーニングが行えています。
 
今回は、そんな私の経験も踏まえて「ホームジムに床補強が必要/不必要なケース」や「床補強を行う簡単な方法」「費用の目安」について解説していきます。
 
 

床補強が必要となるケース

まずはホームジムを作る際に床補強が必要となるケースについて解説します。

 

バーベル・パワーラックなど、高重量の器具を使う場合

バーベルやパワーラックなど高重量のアイテムを部屋に設置する場合は、床補強は必須です。

 

床補強が必要な主な理由は以下です。

 

床補強が必要な主な理由

・一点にかかる圧力を分散するため

・床の凹みを防止するため

・バーベルなどが落下した際に床を守るため

 

床補強を行わなかった場合、器具の重量に耐えきれず、最悪床が抜けてしまう可能性も考えられます。

 

高重量の器具を設置する場合は、必ずなんらかの床補強を行いましょう。

 

激しめの動作を行う場合

高重量のトレーニングを行わない場合でも、ランニングやダンスなど激しめの動作を行う場合は床の補強を行うことを推奨します。

 

理由としては、先ほどと基本は同じですが、

 

・地面にかかる振動を減らす

・足を衝撃から守る

 

という点でも床補強を行うと良いでしょう。

 

ただ、このケースではそこまで手の込んだ補強は必要なく、ジョイントマットを敷く程度で問題ないと思います。

 

2階以上や木造住宅にホームジムを作成する場合

2階以上の場所にホームジムを作るか、木造住宅の場合は床補強を行うべきです。

 

2階以上だと器具の落下や足音による騒音の原因になる可能性があります。

 

また、木造住宅だと床の強度が低い建物もあるため、一点に重量がかかると、床の破損につながる可能性が高くなります。

 

このケースでは、より注意して床の補強を行うことをおすすめします。

 

賃貸にホームジムを作成する場合

賃貸の場合は必ず床補強を行いましょう。

 

床補強を行わない場合、以下のトラブル発生の原因になりかねません。

 

・器具の落下音、足音が下の階に響き他の住人とのトラブルが発生

・床の破損、床の抜けにより高額請求の元になる

 

賃貸だとその他にもトラブルが発生しやすいため、必ず対策を行いましょう。

 

床補強が必ずしも必要ではないケース

続いては床補強が必ずしも必要ではないケースについて紹介します。

 

自重や軽いダンベルなどでトレーニングを行う場合

腕立て、腹筋などの自重トレーニングや、5〜10キロ程度の軽めのダンベルでトレーニングを行う場合は、床の破損や近隣に迷惑がかかる可能性が低いため、必ずしも床補強は必要ないです。

 

しかし、硬いフローリング上だと足やお尻など、体が接する部分が痛くなってくるため、ヨガマットやジョイントマットを敷いておくと快適にトレーニングできます。

 

必ずしも床補強は必要ないものの、あなたの判断に応じて対策をされると良いでしょう。

 

軽い有酸素運動を行う場合

ウォーキングマシンなど、軽い有酸素運動のみを行う場合も、床補強をしなくても問題ないことが多いです。

 

ただ、建物の構造などによっては、足音が響きやすい場所もあります。

 

そういった場所では、騒音を抑えるためにもラバーマットを敷いておくと良いでしょう。

 

1階のコンクリート床やガレージなど強度が十分な場所

ホームジムとはいっても、1階にあるコンクリートの頑丈な場所であったり、外にあるガレージにトレーニング器具を設置する場合は、床補強は基本的に不要です。

 

ただ床引デッドリフトなど、プレートと床が接する際に破損が考えられる種目を行う場合は、何かしらの対策は行っておくべきです。

 

とはいえ、本格的な床補強は必要ないかと思います。

 

 

 
レイ
基本的に床補強を行うデメリットはないので、少しでも不安を感じたら対処すると良いでしょう。
 

【推奨】安心してトレーニングするために実施すべき簡単な床補強の手順

それでは、簡単に実施できる床補強の方法をご紹介します!

 

以下の3層構造で、通販で手に入るアイテムのみで実施可能です。

 

床補強を簡単に行うための3ステップ

1層:ジョイントマット

2層:コンパネ

3層:ラバーマット

 

①ジョイントマットを敷く

プロバーベル スタンド

まず、1番下にはジョイントマットを敷きます。

 

ジョイントマットは柔らかく低反発な素材のため、第2層のコンパネと床の擦れを防ぐ役割を行います。

 

また、一点にかかる圧力を分散する効果もあります。

 

ジョイントマットは比較的安価で、6畳の部屋であれば15000円ほどで用意することができます。

 

大型器具は用意せずにダンベルメインでトレーニングを行う場合は、ジョイントマットだけでも十分な床補強になりますので、ぜひ用意することを推奨します。

 

 
レイ
私も以前、ダンベルとベンチのみでトレーニングを行っていた時は、ジョイントマットのみで床の補強は行っていました。
 

 

②コンパネを敷く

川島材木店 コンパネ – Amazon

ジョイントマットの上にはコンパネを敷きます。

 

コンパネは荷重を分散する役割を持っており、敷くことでより安心してパワーラックなどの大型器具を設置できるメリットがあります。

 

費用感としては、2万円ほどあれば6畳の部屋でも設置可能です。

 

ただ、木製のためカビには気をつける必要があります。部屋の換気や掃除はこまめに行いましょう。

 

 

③ラバーマットを敷く

ラバーマット

最後はコンパネの上にラバーマットを敷きます。

 

ラバーマットは自分の足が直接触れる部分となり、身体や器具の滑り止めや振動を抑えることが主な役割になります。

 

費用感としては、6畳全体に敷く場合、約6万円を目安にすると良いでしょう。

 

ラバーマットの質は直接トレーニングに影響しますので、ある程度値段がかかっても、信頼のおけるものを買うことをおすすめします。

 

以下は私が使用しているオススメのマットです。

 

以上、床補強を行う3ステップをご紹介しました。

 

これら全てを行えれば安心してトレーニングを行えるようになるかと思いますが、部屋の状況や予算などに応じて、対策方法を考えていただければと思います。

 

 
レイ
私のホームジムでは、ジョイントマットとラバーマットのみを敷いていますが、問題なく筋トレができています。
 

床補強に必要な費用の目安

最後に床補強にかかる費用の目安をご紹介します。

 

先ほどの3ステップの対策を行う場合、4畳、6畳、8畳で下記の費用が目安になります。

 

4畳の床補強の目安

・ジョイントマット:10000円

・コンパネ:20000円

・ラバーマット:45000円

合計:75000円

 

6畳の床補強の目安

・ジョイントマット:15000円

・コンパネ:30000円

・ラバーマット:60000円

合計:105000円

 

8畳の床補強の目安

・ジョイントマット:20000円

・コンパネ:40000円

・ラバーマット:80000円

合計:140000円

 

 

こちらを目安に床補強の計画を立てていただければと思います。

 

まとめ:安心してトレーニングを行うためにぜひ床補強を!

今回は、ホームジムの床補強について解説しました。

 

床補強に関しては、基本的に何か不安に感じることがあれば絶対に実施すべきです。

 

最初はジョイントマットの設置だけでも床補強をし、快適なトレーニングを行いましょう!