こんにちは、ウイスキー好きのレイです。
今回はバーボンウイスキー『バッファロートレース』についてご紹介します。
ウイスキー専門家ではありませんが、実際に飲んでみて感じた味わいや香り、評価、コスパ、飲み方のおすすめなどをまとめました。
バッファロートレースが気になっている方や「どんな味？」「買う価値はある？」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
『バッファロートレース』とはどんなウイスキー？
『バッファロートレース』の基本情報
- 生産国：アメリカ
- 製造者：バッファロートレース蒸留所
- 分類：バーボン
- サイズ展開：750ml / 1000ml
- 度数：45% （40%のタイプもあり）
- 製造開始年：1999年
バッファロートレースはアメリカ最古の蒸留所のひとつ『バッファロートレース蒸留所』で製造されているプレミアムバーボンウイスキーです。
蒸留所の歴史は長く、1773年から続いています。
何度か蒸留所名が変わった後、1999年に現在の蒸留所名になったことで、その名を冠したウイスキーが製造されました。
「バッファロートレース」という名前は、蒸留所があるリーズタウン周辺の土地が、かつて野生のバッファロー（アメリカバイソン）がケンタッキー川を渡る際の通り道（Trace）だったことに由来しています。
同蒸留所ではバッファロートレース以外にも、「ブラントン」「イーグルレア」「エンシェントエイジ」など人気銘柄を多く取り扱っています。
どの銘柄もアメリカで人気すぎて、日本よりも手に入りにくいとの噂も。。。
公式テイスティング情報
公式サイトによると、以下のテイスティング情報がありました。
- 香り：バニラ、ミント、モラセス（糖蜜）の複雑な香り
- 味わい：心地よい甘さで、ブラウンシュガーとスパイスのニュアンスがオーク、トフィー、ダークフルーツ、アニスの風味へと移り変わる
- 余韻：長く滑らかで、深い味わいが持続
モラセス、トフィー、アニスなどあまり日本人には馴染みのない食べ物で表現されていますが、香りや味わいとしては、全体的にバニラやシュガー系の甘みが特徴とされています。
『バッファロートレース』のよくある評価・感想
バッファロートレースに関するレビュー評価や感想を調べたところ、以下の意見を多く見かけました。
良い評価・感想
イマイチな評価・感想
- とても飲みやすいが、特筆すべき特徴は感じない
Amazonや楽天、その他酒販売店でのレビューをチェックしましたが、悪い評価が驚くほど見当たらず、良い意見ばかりが目立ちました。
甘みを中心にしたバランスの良さと、バーボン初心者には一度は飲んでみてほしい、との声が多数見受けられました。
『バッファロートレース』を飲んでみた感想（レビュー）
ではここから、バッファロートレースを飲んで感じたことをレビューしていきます。
テイスティングレビュー（香り・味わい・余韻）
味のバランス
- 甘さ：4（しっかり感じる）
- フルーティーさ：2（わずかに感じる）
- スモーキーさ：0（感じない）
- スパイシーさ：3（ある程度感じる）
香り・味わい・余韻
- 香り
- 瓶を開けた時からものすごいバニラの甘い香りが広がる
- アルコール感はある程度感じる
- 草原、木をイメージする複雑な香り
- 味わい
- ウッディさ、ナッツ感、少しビターオレンジ、りんごのフルーティさ
- 口当たりはなめらかで飲みやすい
- 余韻
- ウッディなスパイシーさが長く続く
1番の感想としては、やはり「バニラの香り」を強く感じるという点でした。
ザ・バーボンといった甘い香りが特徴です。
ただ、甘みの奥にはウッディなテイストや力強いスパイス感が複雑に絡み合っており、そこにバッファロートレースの魅力が詰まっているように感じました。
続いては飲み方別にレビューをしていきます。
飲み方別レビュー
ストレートで飲んでみた
香りから想像していたよりも甘みは強くなく、スパイス感は強く、アルコール感がある。
45%のバーボンということもありそのまま飲むにはややパンチが強くて割と玄人向けかも。
- オススメ度：2
少し加水して飲んでみた
ストレートよりはスパイス感が薄まり、甘みが増したため飲みやすくなった。
とはいえ、個人的にはストレート同様飲む機会は少なそう。
加水する場合は、水を入れすぎると複雑な味わいが消えてしまうため、少しずつ足していくことを推奨。
- オススメ度：2
ロックで飲んでみた
香りとしては、アルコール感やスパイス感が抑えられ、マイルドで心地よい甘みに変わる。
あまりアルコールは感じなくなる。
バランスのよいウッディさを感じられるようになり、口当たりはなめらかになるため、より美味しく飲める。
- オススメ度：4
ハイボールで飲んでみた
ストレート、ロックと比べてバニラの甘みと爽やかな香りを強く感じるようになった。
味わいとしては、最初はバニラやとうもろこしなどの穀物の甘みが強く感じられ、次第にスパイスなどの複雑味が広がる。
りんごのフルーティさも感じ、ハイボールにすると最高に美味しい。（濃い目がおすすめ）
- オススメ度：5+
総評
バッファロートレースは個人的にハイボールが1番おすすめです。
ストレートやロックでも美味しくは飲めますが、アルコール感もある程度感じるため、甘みやフルーティさを中心に受け止めきれませんでした。
しかし、ハイボールにした途端、バッファロートレースの持つバニラ系の甘みや、りんごを感じるフルーティさ、ビターオレンジ系の苦味、ウッディさがバランスよく融合され、めちゃくちゃ美味しくなりました。
3000円ほどでこの味わいのバーボンを楽しめるのは、本当にコスパが良いと思います。
『バッファロートレース』のおすすめの購入場所
バッファロートレースは日本への流通量も多いですが、街中のスーパーではあまり多く見かけない印象です。
ただ、Amazonでは基本的には常に販売されており、最安値で買えることも多いためぜひチェックしてみてください。
個人的にウイスキーを買う際は、信頼できる複数のストアの現在価格を調べた上で購入するようにしています。
以下でおすすめなウイスキーの販売店をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください！
こんにちは、お酒好きのレイです。 ウイスキーって、気づけば値段が上がっていたり、同じ銘柄でもお店によって価格が全然違ったりして、「どこで買うのが一番お得なんだろう？」と悩むことがありますよね。 私自身も、普段飲むウイスキーや気にな[…]
まとめ｜『バッファロートレース』
今回は「バッファロートレース」についてご紹介しました。
バッファロートレース まとめ
- バニラの甘みが強い特徴の王道バーボン
- 甘みだけじゃない、ウッディでスパイシーな複雑さもある
- 悪い癖がなく、誰にでもどんな時にでも勧めたいウイスキー
750mlを3000円ほどの価格で購入でき、このクオリティのバーボンを楽しめると考えると、とてもコスパの良いウイスキーだと思います。
普段飲みのお供にもベストな選択の一つです。
気になっている方はぜひ一度試してみてください！
あなたのお気に入りの一本が見つかりますように。
それでは、素敵なウイスキーライフを。