仕事中に眠くなる人必見!対策法を「4つ」教えます。

「仕事中に眠くてウトウトしてしまう」

「眠気で脳が働かない・・・」

なんてこと、ありませんか?

 

正直、私はよくありました。

作業中、会議中に気づいたら居眠りしてしまい、結果、残業が多くなる悪循環を繰り返していました。

このような非効率な生活を終わらせたいと思い、

「仕事中に訪れる眠気を解消する方法」を調べたので、4つに厳選してご紹介します!

 

これからご紹介する4つの方法を行えば、ハイパフォーマンスを発揮しやすくなります!

 

ガムを噛む

日中の眠気を解消する方法の1つめは「ガムを噛むこと」です。

厳密に言えば、ガムを噛むというよりは、噛む行為自体に脳を活性化させる作用があります。

 

特に、ミントやカフェイン入りのガムを噛むと良いですね。

ミントやカフェイン入りのガムには、リフレッシュ効果、覚醒効果があるため、「覚醒成分の刺激」と「噛む刺激」の二つが同時に手に入ります。

 

以前「噛む行為の体内リズムや睡眠に与える影響」についての実験が行われました。

 

実験体には「噛んで食べるマウス」と「噛まずに食べるマウス」を使われました。

その結果、「噛んで食べるマウス」には、睡眠や行動のパターンに昼夜のメリハリがあったそうです。

 

つまり、我々人間と同じように、生活リズムが作られたということになります。

 

しかし、「噛まずに食べるマウス」には、昼夜のメリハリがなくなりました。

通常のマウスよりも睡眠量が増え、活動すべき時に(人間だと仕事中、勉強中など)活発に動かなくなったそうです。

 

噛むという行為は、規則正しい生活をする上でとても重要な役割を持っていたのですね。

噛まないことは、記憶への悪影響にもつながることも明らかになっています。

 

普段から、よく噛んで食事する習慣をつけるのも大切ですが、「眠気を解消したい」、「脳を活性化させたい」時はガムを噛むようにしてみるのはいかがでしょうか?

 

カフェインを摂取する


日中の眠気を解消する方法の2つめは「カフェインを摂取する」です。

これは、実践している人が多いと思います。

 

カフェインはコーヒーだけでなく、

エナジードリンク、緑茶、紅茶、抹茶、カカオから作るチョコレート、ココアからも摂取できます。

ただ、コーヒーを飲み過ぎたら健康に悪いとよく耳にしますよね。

 

どのくらいの量までなら飲んでも安全かというと、

成人一日約400ミリグラムだそうです。

およそ「5杯」はOKです。

 

しかし寝る3時間〜1時間の間にカフェインを摂取すると、寝つきが悪くなるため、注意が必要です。

自分の生活リズムに合わせて、カフェインを摂取するタイミングを決めれば、日中を活動的に過ごせると思います!

 

温かい飲み物を飲む


日中の眠気を解消する方法の3つめは「温かい飲み物を飲む」です。

理由は、温かい飲み物を飲むことで、体温が上昇するからです。

 

睡眠のメカニズムの一つに「手足の温度と体内の温度の差が開くと、眠気が遠ざかる」というものがあります。

活動量が多い日中に体温が一番高くなり眠気のある就寝前や起床後に低くなるのも上記が理由です。

 

ホットコーヒー、白湯など「温かい飲み物を飲む」ことで、体温をあげることができるため、この睡眠のメカニズムをうまく利用できます。

 

逆に、冷たい物を手に持てば、手足の温度が下がって眠気を飛ばせるのでは?と思ったのですが、睡眠学的なエビデンスは無いようです。

眠気を解消したい時は、温かい飲み物を飲んで体温を上げて、手足の温度との差を広げましょう!

 

20分程度の昼寝をする


日中の眠気を解消する方法の4つめは「20分程度の昼寝をする」です。

 

今回ご紹介した4つの中で「昼寝をすること」が睡眠解消に一番効果的ですが、仕事時間中に仮眠を取れない人がほとんどだと思ったので、最後に持ってきました。

 

日本で昼寝を導入している企業は少ないと思いますが、

スペインなどヨーロッパの国では、昼食後に睡眠を取る習慣がある地域があります。

 

Googleやナイキなどの海外の大企業でも、昼寝を推奨しているそうです。

 

昼寝の効果は世界的に認知されていますし、実験でも効果的な結果が出ています。

もし昼寝することができる環境がある人は、是非取り入れてみてください!

 

昼寝は「認知症予防」にも役立ちます。

日本の国立精神・神経医療研究センターで行われた実験によると、

30分以内の昼寝で、認知症発症率が7分の1になる

30分以上、1時間未満の昼寝で発症率が半分になるとの結果が出ています。

 

ただ、 1時間以上睡眠すると、認知症発症率が2倍になってしまう結果も出ています。

 

「眠気の解消」と「認知症の予防」の両方の効果を得たいならば、20分〜30分の昼寝が一番良いでしょう。

 

まとめ

今回は、「仕事中に訪れる眠気を解消する方法」を4つご紹介しました。

 

もう一度確認してみましょう。

  • ガムを噛む
  • カフェインを摂取する
  • 温かい飲み物を飲む
  • 20分程度の昼寝をする

これらの方法は、全て睡眠医学的に証明されているものなので、どれか一つを実践しただけでも確実に効果は訪れると思います。

 

私は最近、眠気が訪れる昼過ぎに効果が出るように、午前10時頃にホットコーヒーを飲むようにしています。

その結果、眠気の解消だけでなく、以前より集中力が持続しやすくなった気がします。

 

あなたもぜひ、自分の生活に合わせて、眠気解消法を取り入れてみてください!

 

「質の高い睡眠を取れないなー」、「最近あまり寝れてないなー」という方は、下記の記事の内容も実践してみてください!

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