おすすめな鏡も知りたいな。
・ホームジムに適した鏡と適さない鏡について
・ホームジムにおすすめな鏡をご紹介

ホームジムに鏡を置くメリット
では、最初にホームジムに鏡を置くことのメリットについて解説します!
フォームを確認しながらトレーニングを行える
ホームジムに鏡を置くことの1番のメリットは「トレーニング中にフォームを確認できること」です。
フォームを確認しながらトレーニングを行うことで、「動きが雑になっていないか」「しっかりと効かせられているか」といった点をチェックすることができます。
ホームジムの場合、多くの人は1人でトレーニングを行うため、トレーナーなどにチェックしてもらうことができず、気づいたら間違ったフォームが定着していたという状態になりかねません。
なので鏡を設置し、常に正しいフォームでトレーニングができているか確認すると良いでしょう。
身体の状態や成長具合をチェックできる
ホームジムに鏡を置くことで、「自分の身体の状態」や「成長具合」を定期的にチェックすることができるようになります。
筋トレを行うたびに、鏡の前で「筋肉がついてきているか」「脂肪がつきすぎていないか」など確認を行い、写真に残して記録するのも良いでしょう。
毎回同じ鏡で記録することにより、自分の強みや弱い筋肉の部位を特定することができ、トレーニングの質の向上にも繋がります。
自分の身体と向き合うことでモチベーションアップにつながる
ホームジムに鏡を置くことにより、常に自分の身体と向き合うことになりますが、それがモチベーションアップに繋がることがあります。
例えば、筋トレ始めたての人は「これから絶対大きくなってやる!」と自分と向き合いながらトレーニングを行うことができます。
筋肉が増えてきた人は、鏡と向き合うことで、筋肉の成長やパンプを感じながらトレーニングを行えるため、「もう1セット頑張ろう!」という力が沸いてきやすいです。
個人的には「服を脱いでトレーニングを行える」点が、ホームジムのメリットの一つと感じており、服を脱ぐことで、筋肉の収縮や成長具合をより感じることができ、モチベーションの向上に繋がっていると感じています。
部屋を広く見せたりジムっぽい雰囲気を作れる
大きめの鏡を設置すると、部屋が実際よりも広く感じられる効果があります。
圧迫感が減り、限られたスペースでも開放的な雰囲気を演出できるのが魅力です。
また、鏡に映る姿が視覚的にトレーニング環境を引き立て、ホームジムなのに本格的なジムのような雰囲気を作り出せます。
鏡一枚で空間が変わり、日常のトレーニングがより充実した時間に感じられるでしょう。
ホームジムに適した鏡の条件とは?
続いては、ホームジムに適した鏡の条件について解説します。
大きさは縦幅180cm以上、横幅90cm以上がベスト
鏡のサイズですが、下記のものを選ぶことをおすすめします。
・縦幅180cm以上
・横幅90cm以上
トレーニング用の鏡を選ぶ際は、基本的に立った状態で全身が鏡に収まるサイズがベストです。
鏡から1メートルほど離れた時に全身が映ることによって、身体の状態を具体的に把握できるようになります。
高身長の人はもっと高さのある鏡が望ましいですが、目安として上記を想定しておくと良いでしょう。
5cm以上の鏡の分厚さがあると歪みが少なくなる
トレーニング用の鏡はなるべく歪みが少ないものを選ぶと良いでしょう。
歪みの大きい鏡だと、自分の身体を正確に把握できなくなるため、トレーニング用としては不十分です。
「自分の身体の変化を正確に把握したい」「正しいトレーニングフォームを確認したい」といった目的がある場合は、歪みの少ない鏡を選ぶことをおすすめします。
鏡を選ぶ目安としては、5センチほどの分厚さを持つ鏡であれば歪みが少ないものが多いでしょう。
割れにくい強化ガラスや飛散防止フィルムで安全を確保する
トレーニング用の鏡としては安全性も重要になります。
倒れにくい構造の鏡を選ぶのも大事ですが、仮に倒れたり、割れたりした場合でも安全を確保できるものを選ぶと良いでしょう。
具体的には下記のアイテムを選ぶことをおすすめします。
・強化ガラス素材
・飛散防止フィルムが付いている
仮にトレーニングルームで鏡の破片が飛び散った場合、安全のためにも、マットの隙間まで入念に確認と掃除をしないといけません。
トラブルの発生原因をなくすためにも、安全性の高い鏡を選ぶようにしましょう。
壁と並行に設置できると身体の状態が適切にチェックできる
鏡の設置方法についてですが、壁と並行(地面から垂直)が望ましいです。
並行に設置することで、自分の身体を正面から同じ目線の高さで見ることができるため、トレーニングフォームや身体の状態を正しく把握できます。
鏡が斜めの設置になっていると、光の反射や歪みの影響もあり、トレーニング用としてはやや使い勝手が悪くなります。
壁に設置できるタイプや、天井へのつっぱりタイプなど、壁と並行になる鏡を選ぶことをおすすめします。
ホームジムに適さない鏡とは?
逆にホームジムに適さない鏡は下記になります。
・立った状態で鏡から1メートルほど離れ、全身が映らないサイズのもの
・強度が低く、安全加工がされていない鏡
・転倒リスクの高い鏡
・壁に対して平行に設置できない鏡
これらに該当するものをなるべく選ばないようにすれば、トレーニング効果を高められる鏡を選べるようになるかと思います!
ホームジムにおすすめな鏡3種類をご紹介!
それでは、ホームジムにおすすめな鏡を3種類ご紹介します!
①パネルミラー

ホームジムにおすすめの鏡の1つ目は「パネルミラー」です。
シンプルな床置き型の鏡になります。
パネルミラーのメリットとしては、下記が挙げられます。
・床に置くだけで設置できるため、手間がかからない
・簡単にレイアウトの変更が可能
・色々なメーカーから製造されているため、購入時の選択肢が豊富
ただ、床置きのためやや斜め上に鏡が向く形になり、壁とは平行にならず、自分の体を正面から見ることができません。
こちらを解消したい場合は、壁掛け可能なパネルミラーを用意し壁に取り付けるか、壁を傷つけたくなければ、次に紹介する「突っ張り式ミラー」をおすすめします!
②突っ張り式ミラー

ホームジムにおすすめの鏡の2つ目は「突っ張り式ミラー」です。
突っ張り棒の原理で、地面と天井に固定するタイプの鏡になります。
突っ張り式ミラーの1番のメリットは「壁を傷つけることなく、壁と平行に設置可能」という点です。
賃貸や壁がコンクリートで穴を開けられない部屋などでは、とても重宝する鏡かと思います。
また、倒れにくいため、地震の対策としても心強い鏡になります。
③移動式スポーツミラー

ホームジムにおすすめの鏡の3つ目は「移動式ミラー」です。
鏡の下部にローラーがついている、簡単に移動が可能なタイプです。
こちらも突っ張り式ミラーと同様、壁と平行に設置可能なため、自分の身体を確認しやすいメリットがあります。
また、移動させやすいため、トレーニング種目に応じて配置を調整できる所も、おすすめなポイントの一つです。
ただ、前に紹介した2つと比べて、奥行きが必要になるため、狭いホームジムにはやや大きすぎる場合が多いです。
大きめなホームジムであれば、移動しやすい点も含め、メリットの大きい鏡になるかと思います!
ガラス、鏡などを専門に扱っている日本の会社で、アイテムの品質は間違いないです!
まとめ:最適な鏡を選び、快適なホームトレーニングを行いましょう!
今回は、ホームジムに置く鏡について解説をしました。
筋トレにおいて「鏡」は、トレーニング器具などと比べて軽視されやすいアイテムになりますが、実際はちょっとした機能の差で、トレーニングの質に大きな影響を及ぼす効果があります。
「安かったから買った」といった、「なんとなく」な理由で購入するのは、本当にもったいないです。
本記事の内容も参考にしつつ、あなたのトレーニングに役立つ鏡をぜひ見つけていただけると嬉しいです!
あなたの快適なトレーニングライフを祈っています。