TOEICで時間が足りなくなることがよくあるのだけど、
どう対策すればいいのだろう?
今のあなたは、TOEICで時間が足りなくなってしまうけど、どのような対策をしたらいいのか悩んでいると思います。
「長文を読みまくればいいのか」「語彙力が足りないのか」「文法力が弱いのか」、
いまいちわからないまま漠然と勉強し、本番で解いているのではないでしょうか?
しかし、
ただ漠然と勉強をしているだけだと、成長速度も遅くなってしまうし、モチベーションも下がりやすくなります。
なので今回は、あなたの弱点を把握した上で、「TOEICで時間が足りなくなること」を解消する方法をご紹介したいと思います!
- 「TOEICで時間が足りなくなってしまう理由」を考える
- ①で考えついたことの「そもそもの原因」を特定する
- ②で特定した原因の解決策を提示する
「TOEICで時間が足りなくなってしまう理由」をあなた自身で今一度見つめ直しつつ、
どの勉強(単語?文法?長文?)に力を入れていくべきか考えながら読み進めていってください!
TOEICで時間が足りなくなってしまう理由
まずは「TOEICで時間が足りなくなってしまう理由」について考えてみました。
それが以下です。
- 文法問題(PT5,6)に時間をかけすぎている
- 長文を読むスピードが遅い
- 文章を何度か読み返してしまう
- 選択肢を吟味しすぎている
あなたは①〜④のどれかに思い当たる節があるでしょうか?
ちなみに①の文法問題は、PT5、6共に「10分以内」に解き終わるのが理想です。
そうすればPT7の長文(全54問)にかけられる時間が約55分となり、1問あたり1分の時間が捻出できます。
あなたがPT7で1問あたりに1分以上の時間をかけているのなら、上記②③④のどれかに改善点があるかと思います。全部かもしれませんが。
あなたの弱点が①〜④のどれか把握できたのならば、次章でその原因について説明します!
「時間が足りなくなってしまう理由」に対する原因
では「TOEICで時間が足りなくなってしまう理由」の、そもそのも原因について挙げていきます。
前章の①〜④と照らし合わせた結果が以下。
①文法問題(PT5,6)に時間をかけすぎている
原因:英文法の知識が少ない、PT5の効率的な解き方を知らない
②長文を読むスピードが遅い
原因:文章内に知らない単語・熟語が多い、読んだ英文量が少ない
③文章を何度か読み返してしまう
原因:問題に集中できていない、英文を日本語に変換しながら読んでいる
④選択肢を吟味しすぎている
原因:選択肢を切り捨てる勇気がない
あなたがTOEICで時間が足りなくなってしまう原因は、おそらくこれらの中にあるかと思います。
一覧化します。
- 英文法の知識が少ない
- PT5の効率的な解き方を知らない
- 文章内に知らない単語・熟語が多い
- 読んだ英文量が少ない
- 問題に集中できていない
- 英文を日本語に変換しながら読んでいる
- 選択肢を切り捨てる勇気がない
あなたの弱点と原因を特定できたならば、次章でそれらの解決策についてご紹介します!
「時間が足りない」の解決策
前章で特定した9つの原因をもとに、TOEICで時間が足りないことの解決策について書いていきます。
英文法の知識が少ない
PT5、6に時間を取られており、英文法の知識が足りないと感じているあなたは、今一度文法学習を見直してみてください。
とはいえ文法学習を丸ごと行うには、多くの時間が必要になります。
短時間の学習で済むように、
PT5、6で間違えてしまった問題や、時間をかけてしまう問題をピックアップし、どこでつまずいたのかを特定するようにしましょう。
そして特定できた分野の文法だけを学習することをおすすめします!
全体的に文法が弱いと感じているあなたは、『TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ!』で勉強してみてください。
短時間でTOEIC文法の要点を掴むことができるので、時間をあまりかけたくないあなたにもベストな教材です!
PT5の効率的な解き方を知らない
あなたはPT5の問題を、文の頭から読んではいないでしょうか?
もしそうしているのでしたら、時間の節約のためにも、解き方を改善することをおすすめします。
PT5の問題は、文の構造を把握できれば一発で正解を導けるものが多いです。
PT5の解き方は、以下の工程でやってみてください。
- 4つの選択肢に目を通し、問題を予測する。(「品詞問題か?」「動詞の形を問われている問題か?」など)
- ( )前後の文の構造に意識して、問題を解けないか考える。(「修飾される語の品詞はなに?」「時制、態、主述の一致どれかの問題か?」など)
- 選択肢が全て同じ品詞の場合や、解く手口が見つからなかったら、すぐ文脈思考に切り替える。
ただし上記の解き方を身につけるまでに、「文法の知識」は必要ですし、問題を解く時の「意識すべきポイント」を把握する必要があります。
そのようなポイントを身につけやすい問題集が『TOEIC TEST 文法特急』です。
数秒で問題を解くためのコツや解答への導き方が多数掲載されているため、PT5で困っている全ての人へおすすめする一冊です!
文章内に知らない単語・熟語が多い
語彙力のなさで文章を読む時間がかかってしまうと感じているあなたは、今一度単語帳と熟語帳を見直しましょう。
また、あなたの語彙力を確認するために、普段から
読めない単語を見つけた時は必ずチェックと記録をすることが大切です。
どの単語帳を使えば良いか迷っているあなたには『金のフレーズ』をオススメします。
私は単語帳は『金のフレーズ』一冊のみで、TOEIC800点以上を取ることができました。
『金のフレーズ』を一通りやり終わったあなたは『黒のフレーズ』を使ってみてください。
この2冊であなたの語彙力は飛躍的にアップするでしょう!
読んだ英文量が少ない
読んだ英文の量が足りないと感じているあなたは、毎日欠かさずPT7の問題を解きまくりましょう!
少しでも速読ができるようになりたければ、
「音読」を文章がスラスラと読めるようになるまで何度も繰り返してみてください。
問題集は『TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2』を使うと、長文をたくさん読めるためオススメです!
問題に集中できていない
問題に集中できずに、文を読み進めるスピードが遅くなっていると感じることがあるあなたは、
一度ペンを置いて、5秒間休んでから回答を再開してみてください。
頭がスッキリしてスラスラと長文を読みやすくなります!
英文を日本語に変換しながら読んでいる
英文一つ一つを日本語に訳しながら読んでいるあなたは、「文を前から一度読んだ後に、後ろから読み返す」クセがついてはいないでしょうか?
もしそうでしたら、「絶対に読み返さない」ことを意識してください。大幅に時間が減ってしまいます。
とはいえ、いきなり英語を英語のまま理解するというのも難しいので、
おすすめのトレーニングとして、スラッシュリーディングを試してみてください。
- I read a book about TOEIC.(私はTOEICについての本を読む。)
- I read / a book / about TOEIC.(私は読む/本を/TOEICについての)
①は文の意味を、正しい日本語の語順に並び替えているので、読むのに時間がかかります。
それに比べ、②は英語の語順のまま意味を理解するため、一瞬で読むことができます。
日本語としては不自然な形ですが、意味は十分に掴むことができるため、大幅なリーディング時間の削減につながりますよ。
選択肢を切り捨てる勇気がない
選択肢と本文を照らし合わせる問題などで、なかなか正解に確信を持てず、時間を消費してしまうことがあると思います。
そんな時には、思い切りが大切!
あまり具体的な解決策じゃないかもですが、
4つの選択肢と文章を読み比べた時に、少しでも怪しいと思った場所は正解の鍵になりやすいです。
あなたの選んだ選択肢が少しでも「正解かな?」思うことがあれば、思い切ってそれを選んじゃいましょう!
その選択肢が正解になる可能性はとても高いですし、
何より最後まで解き切れることの方が高得点を取る可能性が高くなりますよ!
あらかじめ自分のルールを決めておけば、余計な焦りなどを感じることがなくなりますよ。
まとめ
今回は「TOEICで時間が足りなくなってしまう原因と解決策」についてご紹介しました。
英語初心者の頃からTOEICを受けている人ならば、時間が足りなくなってしまうのは、誰もが通る道です。
そして毎日コツコツと勉強していれば、時間に余裕を持って解き終わる日がいずれやってきます。
今あなたが時間内に解き終わらないからといって、焦る必要は全くないですが、
自分の弱点を知り、克服する努力ができれば、いち早く成長を実感できるようになるはずです。
今回の記事が「時間が足りない」を克服する手助けになっていれば幸いです。
共に頑張りましょう!