実際に使っている人のレビューやおすすめのポイントを知りたいな。
・MBC アジャスタブルベンチ コンパクトの「メリット」と「デメリット」
・MBC アジャスタブルベンチとの違い
・MBC アジャスタブルベンチ コンパクトの設置イメージ
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトを選んだ理由
数あるトレーニングベンチの中で、私が「MBC アジャスタブルベンチ コンパクト」を購入した主な理由は3点あります。
3. MBC POWERというブランドと、本製品のレビュー評価がとても高かったから
2年ほど使用してきて、商品自体の不満点がほとんど見つかりません。
通常サイズのMBC アジャスタブルベンチとの違いについて
MBC POWERではいくつかのトレーニングベンチが販売されていますが、アジャスタブルベンチには通常サイズのものと「コンパクト」サイズのものがあります。
両方の主な違いは、ざっくりと以下です。
・約3万円の価格差がある
→通常サイズは7万6千円ほどで、コンパクトは4万6千円ほど
・シートの全長が異なる
→通常サイズは「141cm」でコンパクトは「129cm」
・パーツが全体的に異なる
→シートやベンチを動かす際の取手となるハンドル、角度変更のレールなどに違いがある
商品名の違いとしては「コンパクト」の有無しかないですが、全体的に異なる商品という認識で問題ないかと思います。
どちらも間違い無く高品質なアイテムですが、商用ジムに設置する場合は、通常の「MBC POWER アジャスタブルベンチ」が推奨されています。
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトを使用して感じたメリット
ここから、私が実際に「MBC アジャスタブルベンチ コンパクト」を使用して感じたメリットについてご紹介していきます。
マットなブラック素材でカッコ良い
全体が黒のカラーで、スチール部分はマットな艶消しで高級感があります。
デザインは全体的にシンプルですが、しっかりとした素材感も相まって、重厚感が感じられます。
このベンチを使っているだけで、トレーニーとしてレベルアップした気持ちになり、やる気が湧いてきます。
コンパクトなため4畳のホームジムでも使いやすい
私は現在4畳のホームジムで筋トレを行っていますが、コンパクトサイズのため、全く圧迫感がないです。
部屋の奥行きは216cmとあまり広くありませんが、ベンチプレスやダンベルプレス等でもスペースに余裕ができます。
狭い部屋でトレーニングを行っている方や、スペースに余裕を持たせたい方には間違いなくおすすめです!
身長170センチ後半でも全く問題なしの全長
コンパクトなサイズ感のベンチですが、一般身長の成人男性であれば全く問題なく使用可能です。
私は身長が176cmありますが、長さが短いと感じたことはありません。
公式的にも190cmまでの人を対象としているため、それ以下の人であれば安心して使用できると思います。
立てて収納ができるため、部屋がスッキリする
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトは、立てて収納が可能です。
狭い部屋でトレーニングを行なっている私にとって、この仕様はとてもありがたく、4畳でも快適なスペースを確保できている大きな理由の一つだと思います。
立てた際の地面への設置面積も広いため、ぐらついたり、揺れで倒れるような心配もありません。
少しでもスペースを確保したい人にとって、立てて収納できる点は間違いなく必須の機能です!
ローラーとハンドルがついているため移動が簡単
ベンチの重量は35キロあり、決して軽くはないのですが、移動用のローラーとハンドルがついているため、簡単に移動ができます。
ベンチを常に設置しておくとトレーニングスペースが制限されてしまうため、使わない時は収納しているのですが、移動が楽なためまったく面倒に感じません。
女性でも余裕で動かせるかと思います。
業務レベルの耐荷重 / グラつく心配なし
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトは、ホームジム向け製品として売られていますが、耐久性や使用感がイマイチかもと思ったことは一度もありません。
公式だと500キロまで耐えられる設計になっているため、相当な上級者でない限り、必要十分なアイテムだと思います。
一点、安定感の懸念としては、ベンチの角度をつけてショルダープレスを行う時などに、片側に重心が傾いてしまうと、ややグラつきを感じることはあります。
ただ、トレーニングに支障をきたすほどグラつきを感じたことはないため、このアイテムの安定感に文句を言う人はほとんどいないと思います。
ベンチの角度の変更がものすごく簡単
ベンチの角度変更はものすごく簡単です。シートを上に持ち上げるだけでOKです。
私が以前使っていたトレーニングベンチは、角度を調整する度にロックピンを刺し直す必要があり、手間でストレスに感じていました。
今では1秒で変更できるのでとても快適です。
仕組みとしてはシンプルですが、これによってグラつくことも特にないため、よく設計されているな〜と感心します。
シート間の隙間が短いためフラット時でもストレスなし
座る部分と背中のシートの隙間は3.6センチと短いため、ベンチプレス時など違和感を感じづらく快適にトレーニングができます。
隙間が広いベンチの場合、お尻や腰あたりがシートに接することができずに、力が思うように出なかったり、フォームが悪くなったり、怪我につながることもあります。
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトは、低価格のベンチと比べて隙間が狭いため、フラットベンチに近い感覚で筋トレが行えます。
以前使用していた低価格の ものと比べて、安心で効率的にトレーニングが行えている感覚があります!
滑りづらいシートの素材で快適にトレーニング可能
シートにはグリップ力の強い滑りづらい素材が使用されています。(「グリッピービニールシートカバー」というものが使われているようです。)
滑りづらい素材のため、ベンチプレスやショルダープレスなどで高重量を扱った際に、フォームが崩れそうになっても、姿勢を保ちやすいと感じています。
生地も分厚いため、そう簡単には劣化や故障することはなさそうです。
MBC POWERの製品は、長く愛用できる点もメリットだと感じています。
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトを使用して感じたデメリット
続いては「MBC アジャスタブルベンチ コンパクト」のデメリットだと感じる点についても書いていきますね。
開封時にスチールの鉄粉がこぼれてくるため注意が必要
ベンチの土台部分をダンボールから取り出す際に、スチールの鉄粉が溢れてくる可能性があるため注意が必要です。
床が鉄粉まみれになり、汚れたり、足に刺さったりして危険なため、ビニールシートの上や、周りに物を置いていない広いスペースで開封することをおすすめします。
ちなみに鉄粉が出たからといって、商品が破損しているわけではないため、安心してくださいね。
デクラインでの使用ができない
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトは、角度の調整幅が0度から85度までのため、マイナス角度でのトレーニングが行えません。
デクラインでのベンチプレスなどを行いたい方は、本製品ではなく、マイナス角度まで調整できるベンチを選ぶと良いでしょう。
ただ、商用ジムでもデクラインベンチは置いていない場所は多く、ディップスなど他の種目で代替できるものも多いため、そこまで需要は少ないかなと個人的には思います。
ローラーに髪の毛などが絡まり取りづらい
ベンチ移動用のローラーには髪の毛などが絡まりやすいです。
そのため定期的に毛を取り除くメンテナンスが必要ですが、グルグルに巻かれているため取り除きづらいです。
大したデメリットではないですが、器具を清潔に保つためにも、ローラー部分に限らず、定期的なメンテナンスは必須ですね。
総評と特におすすめのポイント
MBC アジャスタブルベンチ コンパクトを2年使用しての総評ですが、デメリットを探すのが難しいくらい、素晴らしいアイテムだと感じました。
特に、「コンパクトな作りにもかかわらず、安定したトレーニングを行える作りの良さ」はやはり一番のポイントです。
現在1万円〜2万円前後のトレーニングベンチを使っている方には、MBC POWERのベンチをぜひ使ってみていただきたいです。
トレーニングの質の向上と出せるパワーの違いを体感できると思います。
まとめ:トレーニングレベルを上げたいあなたには、ぜひオススメします
今回はMBC POWERの「MBC アジャスタブルベンチ コンパクト」をご紹介しました。
このアイテムは、現在ホームジムでトレーニングを行なっており、トレーニーとして1段階レベルアップしたいすべての方にオススメします。
値段も本格的なベンチの中ではお求めやすいため、ぜひ一度チェックしてみてください!